第三回 こむら返り
第三回 こむら返り
こむら返りを予防するための水分のとりかたについての続きです。こむら返りにこだわりがあるのは、熱中症の前触れの一つの症状だからです。体内の水分やミネラル分が不足している一つの証になるからです。熱中症のそのほかの前触れ症状は、めまい・立ちくらみで、これは血圧低下や脳への血流不足によって起こることがあります。そして、顔のほてりは体温上昇のサインで、体が熱を放散しようとしている状態です。異常な大量の汗は、体温を下げるために必要ですが、脱水が進むと危険です。軽い倦怠感やぼーっとする感覚は体温上昇や血流変化による初期症状です。ほてりや大量発汗は周囲の人が気付きますし、こむら返りはとても痛いので、自分が苦しみます。そうならない様に、ちびちびこまめに水分を補給してください。寝る前のコップ一杯の水や、アルコールとの付き合い方を前回記載しました。今回はお茶について説明します。カフェインという言葉を聞いたことがあると思いますが、コーヒーや緑茶に多く含まれています。ポリフェノールという体に良い成分も含まれているのですが、基本的に「茶葉を使ったお茶にはカフェインが含まれている」ので、おしっこが増えてしまいます。夏場のお茶の大量摂取は脱水を引き起こしますので、熱中症・こむら返りを起こしやすくなります。
では、カフェインを含まない飲み物です。水道水にはミネラルがほとんど含まれませんが、汗をほとんどかいていない状況での水分補給には一番安価で手軽です。こむら返り対策にうってつけのお茶はカフェインを含まず、わずかでもミネラルを含んでいるものです。安価なのは麦茶です。次いで多少値段が張ってきますが、ルイボスティー・カモミールティー・カフェインの入っていないコーヒーや紅茶の「デカフェ」になります。麦茶のメリットは、赤ちゃんでも湯冷ましで麦茶を作れば水分補給に使うことができます。もちろん年配の方も含めて一家全員で飲むことができます。少しカフェインは入っていますが、番茶と玄米茶・ほうじ茶はカフェイン控えめのお茶ですので、麦茶に飽きたときには、代用は可能と思います。
どうしてもお茶を飲みたい方にはカフェインを減らす方法を試してください。なるべく50度程度のぬるめのお湯でいれるとカフェイン少な目、まろやかなうまみ成分のテアニンは十分でますので、おいしく飲めます。茶葉を減らす・二せんめ以降をのむなど工夫してください。時間はかかりますが、冷水で水出しにするという方法もありますので、「麦茶が嫌な方」はお試しください。ただしカフェインはゼロにはなりませんので、運動やスポーツ飲料は必要になるかもしれません。
カフェインの多い飲み物で、エナジードリンクがあります。これでファイトはつくかもしれませんが、長続きしないことをご理解ください。夏の水分補給はむつかしいですね。簡単に言えば、朝の味噌汁、あとは水か麦茶です。

